あらすじ
マラソン中の選手が、まるで神隠しのように消えた。
彼はソウゴの高校の同級生だった。
気がかりなソウゴの前にタイムマジーンが現れる。
2050年型の初期型のマジーンから下りてきたのはーー湊ミハル。
未来の仮面ライダーアクアだった。
彼は、ツクヨミとゲイツを迎えに来たと告げるーー!
HIGHLIGHT
苦闘の果てに、時間を取り戻したソウゴたち。
その前にあらわれたのは、仮面ライダーアクアこと湊ミハル。冬映画『フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』(2011)に登場した未来ライダーです。
数々のレジェンドにご出演いただいてきたジオウも、映画オリジナルキャラは初めて。
(21・22話の裏真司という変化球はありましたが)
30話以降テレビを離れ、夏映画にかかりっきりだった脚本の下山健人さんが、やっとこさ返り咲き。
冬映画『平ジェネFOREVER』の脚本作業はテレビ8話ぶん。夏映画『Over Quartzer』は、その記録を塗り替え、優に13話ぶんにおよびました。
ジオウさん、なんとも脚本家の手を焼かせます。
ここで、テレビと映画のカンケイって? というお話をちょっとだけ。
時計ライダーらしく、《時間》との関わりで切り取ると、テレビと映画はまるっきり逆です。
テレビは「いま」が大事。7/21 午前9時放送! とかクドクド言うのは、どんぴしゃリアルタイムに視ていただきたいから。昨日の天気予報やニュースを録画で視たってあんまり意味ないように、「いまこの瞬間」に最高のパフォーマンスを発揮するのがテレビの命。
一方、映画は「いつでも」が大事。いつ観ても何度観ても色あせないのを理想とします。
リアルタイムのテレビ、オールタイムの映画。
そのはざまに立つライダー映画は、どうするのが正解でしょう? テレビ寄りにするなら、さしずめ「44話と45話のあいだのお話」みたいなのがふさわしく、映画寄りなら独立エピソード(番外編)が望ましげ。
けれど、前者は映画の良さを捨て、後者はテレビの良さを捨てることでもある。
そのジレンマを克服し、映画・テレビ両方の良さを兼ね備えた、最高の体験をお届けしようという夢を追ってます。
ましてや今回は、単にジオウという番組の劇場版であるだけでなく、平成ライダーの総決算でもあり、令和1発目のライダー映画でもある。そんなハードルの数々を、ぜんぶ越えようと思ったら、そりゃ悪戦苦闘も、13話ストロークの長きにわたろうというものです。
はてさて、『ジオウ』的な解がどうだったか──は、観てのお楽しみ!
(文責・白倉伸一郎)
逢魔余聞
EP43「2019: ツクヨミ・コンフィデンシャル」ご視聴ありがとうございました!!!
物語はクライマックスへ!!!
という感じでしょうか。
ついに、タイムジャッカー3人衆イチのカブキ者こと、スウォルツが動き出しました!
それも、ゴースト回から現れ、ときに、迷いの道にいざない、ときに、助言を与えてくれてきた、ディケイドから、その力を奪ってしまったのです。。
みんなが大好きなオーラの力も奪ってしまったかと思えば、海東に力を分け与えるなど、もうやりたい放題が過ぎます!
そんなスウォルツを演じるのは、ジオウチームのお父さん的な存在!兼崎さん!
兼崎さんにとっても、ここまで、スウォルツが悪に振り切れた存在になると確信したのは、台本があがってからのことでした。
それまで、スウォルツという存在がどちらに行き着いてもいいように、中立にふれるように演じてきたという話をうかがいました。
しかし!
それも、ここまで!!!
王座に座ったときの、あの笑顔、ディケイドの力を奪いに行くときの豪腕さ!
(片袖がないキュートな衣装のお陰でスウォルツの腕力がひしひしと伝わってきます)
スウォルツは、我が目的を果たさんがために、ディケイドの力をどのように使うのか!!!!
ソウゴの向かうべくは、オーマジオウ!?かスウォルツ!?か、目が離せません!!!
そんなジオウに、また新たな未来の仮面ライダーが登場です!!
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では!来週もお楽しみにお待ち下さい!
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